無題

暫定へのアクセスを断ってからまだ一週間も経ってないが、PCを弄る時間が減った。暇でしょうがないがこれはまあ致しかたない。薄々は気付いていたが、時計を眺めて改めて気付いた。今までかなり浮いた時間があったようだ。あまりに暇なのではてなの模様替えをしたりした。あ、リンクに自宅のサーバを入れてみました。どうでもいいことですが。

無気力っぷりについてはまだ解消されてないが、やる気の出そうな雑誌やら啓蒙書でも読んでだんだんテンションを高めていこうと思う。自分は馬鹿なのでこういうものでもその気になってある程度騙し騙し気分を向上させられるのではないかと思っている。

睡眠については夜中に目が覚めてしまうのが難点だが無理矢理二度寝すればそれなりの時間寝れる。平日の反動か、ここ最近週末の睡眠は異常だ。10時間以上、半日近く寝ていることも多い。日曜夜もこれならいいのだが、大抵日曜夜に寝付けない。運動不足もそうだが、ほとんどは精神の昂りが原因だろう。緊張感や動悸、いやな汗が出て胃がむかついたりする。今の仕事で胃が痛くなるようなプレッシャーは久しくないが、自分の将来についての不安は増えてきた。主に自分の老化や孤独感、そして自分の能力の低下が不安の種だ。

院に入ったときにも実感したが、自分は頭はよろしくないようだ。或いは、大学で腐らせたか。いや、おそらく良かったのは中学かいいとこ高校までだろう。院では真面目さというとおかしいが、凡人なりにそれなりに集中し、アイデアと発表や喋りで凌いだ。評価もそれなりに良かった。しかしこの頃から、語学や数学、読解力など、重要な能力のほとんどが自分の想像以上に駄目、というか、なんかもううまく説明出来ないほど腐れていた。わかりやすくいうとクルクルパー。初めて気付いたときは絶望した。本が読めない、すぐ眠くなる、集中力が持たない。頭の悪い中学生のような自分が恥ずかしくなった。自分にとって誇れるものがなくなった気がした。

会社に入ってから基礎能力が高まることもなく、仕事に真面目に取り組む、或いはそう見せることで凌いできた。新人のうちはそれでも良かったが、そろそろそれも通じなくなるだろう。今の自分への評価は、抜群からは遠いが、それほど悪くない。でもそれも付け焼刃で身に付けた知識と底の見え始めた知恵の蓄えで誤魔化すには限度がある。このまま徐々に磨耗して自分が公私ともに存在価値を無くしていくのが一番恐ろしい。私生活が空虚な自分は、単なる労働力として自分を必要としているだけの会社というものに依存しかけている。馬鹿らしい。本当の意味での自信を取り戻さなければと最近強く思う。


日記で長文を書くと少し気分が楽になる。頭や心の老廃物が外に掃き出される気がする。その分、この日記は知人には見せ難い。自慰を見られるのに近い。たまに自分で読み返して苦笑する。この人は馬鹿ではないのか?と思ったりもする。いつからだろうか、こういうことを話せる友人がいなくなった。いるとしても滅多に会えない。そして、会っても心のうちを吐き出す前に酔って忘れてしまう。自分がもう一人いればいいのに、そう思う。