週末(不毛)

08/08

不毛な一日だった。

午前はずっと寝たきり、午後は一日中ギコギコして終えた気がする。何もしてない日は何も思い出すことがない。人生もきっとそうなんだろう。

昔某予備校の頭のイカレた荻野という数学講師(教え方、雑談ともに非常に好きだった)が
「良いことも悪いことも何かやってれば後で思い出して楽しめるが何もしてなければ何も思い出せない。胃の辺りが重く痛むだけ」
というようなことを言っていた。ありがちな話だがその通りだとは思う。

今俺は仕事以外なにもしてない。
仕事は(入社3年目の割には)なかなか良くやっているほうだと思っている。でも仕事を除いたらからっぽだ。昔の知り合いに会うと「つまらなくなったな」といわれる。実際自分でもそう思う。

時々SPA!の中吊りを見るとどうしようもない特集が組まれており興味を引かれ立ち読みすることがある。下らない話ばかりで呆れるがよくよく考えれば俺も似たようなあるいはもっと酷い社会不適業者なのかもしれない。会社は大きくそれなりに金は貰っている。自分が働く部署もほぼ会社の中心でありサラリーマンとしては出だしは悪くないんだろう。
でもそれがなんだというのか。

今のまま同じことを続けていればきっと誰も知ることもなく都会の真ん中で死んでいく忘れ去られた人たち同様、不愉快な最後を迎える気がする。人生の最後を自殺で終えるごく少数の弱者。
自分は違うと思っていたがそうでもないのかもしれない。

ここまで書いてあまりにも後ろ向きな自分に気がついた。文章に起こすと良くわかるな。大丈夫なのか?俺は。

現在01:26。軽く運動して汗を流して寝たほうがいいな。